事務所に置いてあったワタナベ・コウの『裁縫女子』を読んだ。著者がなぜ裁縫の道に進んだのかというところよりも、著者のソーイング教室に来るモンスター生徒の話やパッツンパッツンの洋服を着ているデブへのdisなどの話の方が印象に残った。光浦靖子の『男子がもらって困るブローチ集』的な本を期待していた。

 

職場の若い男の子が「顔色が悪い」の意味がわからない、と言っていたのが面白かった。睡眠不足だと「目がおかしいな」とかはわかるけど、「顔色」はわからないのだそう。どこを見て顔色が悪いとするんですか?と聞かれた。色白の人だと青白かったり、色黒の人だとどす黒かったりとかかな?と説明した。何となくわかったそう。